平成30年 6月
定例会(第2回)
平成30年第2回
筑西市議会定例会会議録 第7
号平成30年6月22日(金) 午前10時開議
平成30年第2回
筑西市議会定例会議事日程 第7号
平成30年6月22日(金)午前10時開議第1
議案第 82号 資産の取得について
議案第 83号 資産の取得について
議案第 84号 資産の取得について
議案第 85号 資産の取得について
議案第 86号
工事請負契約の締結について
議案第 87号
平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第1号)
議案第 88号
平成30年度
筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第 89号
平成30年度
筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第 90号
平成30年度
筑西市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第 91号
県西総合病院組合の解散について
議案第 92号
県西総合病院組合の解散に伴う
財産処分について
議案第 93号
県西総合病院組合の解散に伴う事務の承継について
議案第 94号
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構定款の変更について
議案第 95号
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構中期目標の策定について
議案第 96号
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構に承継させる権利について
議案第 97号
筑西市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部
改正について
議案第 98号
筑西市税条例の一部
改正について
議案第 99号
筑西市都市計画税条例等の一部
改正について
議案第100号
筑西市国民健康保険条例の一部
改正について
議案第101号
筑西市医療福祉費支給に関する
条例及び
筑西市はぐくみ
医療費支給に関する
条例 の一部
改正について
議案第102号
筑西市立保育所条例の廃止について
議案第103号
筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び
運営に関する基準を定める
条例の一部
改正について
議案第104号
筑西市養護老人ホーム条例の廃止について
議案第105号
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構に係る重要な財産を定める
条例の制定につ いて
議案第106号
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構への職員の
引継ぎに関する
条例の制定につ いて
議案第107号
筑西市病院事業の
設置等に関する
条例等の廃止について
議案第108号
筑西市立図書館条例の一部
改正について
議案第109号 財産の処分について
議案第110号 財産の取得について (以上29
案一括上程)第2 請願第 1号
主要農作物種子法の
復活等を求める請願第3
議員提出議案第3号
主要農作物種子法の
復活等を求める
意見書(案)の提出について第4 閉会中
継続審査申し出について第5 閉会中の
所管事務調査について 本日の
会議に付した案件
日程第1
議案第82号ないし
議案第110号
日程第2 請願第1号
日程第3
議員提出議案第3号
日程第4 閉会中
継続審査申し出について
日程第5 閉会中の
所管事務調査について
出席議員 1番
小倉ひと美君 2番 三澤 隆一君 3番 藤澤 和成君 4番 森 正雄君 5番 保坂 直樹君 6番 田中 隆徳君 7番 稲川 新二君 8番 小島 信一君 9番 大嶋 茂君 10番 石島 勝男君 11番 増渕 慎治君 12番 仁平 正巳君 13番 真次 洋行君 14番 尾木 恵子君 15番 外山
壽彦君 16番 金澤 良司君 17番 箱守 茂樹君 18番 藤川 寧子君 19番 堀江 健一君 20番 秋山 恵一君 21番 赤城 正德君 22番
榎戸甲子夫君 23番 三浦 譲君 24番 鈴木 聡君
欠席議員 な し 説明のため出席した者 市長 須藤 茂君 副市長 石井 正君
教育長 赤荻 利夫君
市長公室長 大和田 浩君
総務部長 菊池 雅裕君
企画部長 稲見 博之君
税務部長 新井 善光君
市民環境部長 鈴木 建國君
保健福祉部長 中澤 忠義君
経済部長 須藤 忠之君
土木部長 猪瀨 弘明君
上下水道部長 柴 武司君
中核病院整備部長 相澤 一幸君
会計管理者 谷中 茂美君
市民病院事務部長 市村 雅信君
教育部長 小野塚直樹君
農業委員会事務局長 中林 正貴君
秘書課長 鈴木 敦史君
議会事務局職員出席者 事務局長 國府田 弘君 書記 鈴木 徹君 書記 田崎 和彦君 〔
議長 金澤良司君
議長席に着く〕
○
議長(
金澤良司君) おはようございます。 これより本日の
会議を開きます。 ただいまの
出席議員は24名であります。よって、
会議は成立いたしております。
会議録署名議員は、前回のとおりであります。
地方自治法第121条第1項の規定に基づく
出席要求による
出席者及び
事務局職員出席者は、前回のとおりであります。
議会運営委員会委員長に
議会運営委員会の協議結果についての
報告をお願いいたします。
議会運営委員会委員長 真次洋行君。 〔
議会運営委員会委員長 真次洋行君登壇〕
◆
議会運営委員会委員長(
真次洋行君) おはようございます。
議会運営委員会の
委員長報告を行います。 円滑な
議会運営を図るべく、去る6月21日午前10時から当
委員会を
正副議長室に招集し、正副
議長出席のもと開催いたしました。その
議会運営委員会の結果についてご
報告いたします。 今
定例会に提出されている請願に係る
意見書を
議員提出議案として
日程第3として上程し、審議することが決まりました。 以上、ご
報告いたします。
○
議長(
金澤良司君) 本日の
日程は、お手元に配付した
日程表のとおりであります。 これより
議事日程に入ります。
日程第1
議案第82号「資産の取得について」から
議案第110号「財産の取得について」まで、以上29案を一括上程いたします。 本案につきましては、既に各
常任委員会の審査が終了し、その
報告書が
議長まで提出され、お手元に配付してありますので、直ちに
委員長の
報告を求めます。 まず、
総務企画委員会委員長 石島勝男君。 〔
総務企画委員会委員長 石島勝男君登壇〕
◆
総務企画委員会委員長(
石島勝男君)
皆さん、おはようございます。
総務企画委員長報告をいたします。
平成30年6月15日、
総務企画委員会に付託されました
議案第85号ほか9案につきまして、
平成30年6月18日に
委員会を開催いたしました。本
委員会に付託されました
議案の審査結果のご
報告をいたします。
議案第85号「資産の取得について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第87号「
平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第1号)」のうち所管の
補正予算は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第94号「
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構定款の変更について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第95号「
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構中期目標の策定について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第96号「
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構に承継させる権利について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第97号「
筑西市職員の
特殊勤務手当に関する
条例の一部
改正について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第98号「
筑西市税条例の一部
改正について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第99号「
筑西市都市計画税条例等の一部
改正について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第105号「
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構に係る重要な財産を定める
条例の制定について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第106号「
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構への職員の
引継ぎに関する
条例の制定について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご
報告いたします。
○
議長(
金澤良司君)
福祉文教委員会委員長 大嶋茂君。 〔
福祉文教委員会委員長 大嶋 茂君登壇〕
◆
福祉文教委員会委員長(
大嶋茂君) おはようございます。
福祉文教委員会の
報告をいたします。
平成30年6月15日、
福祉文教委員会に付託されました
議案第86号ほか16案につきまして、
平成30年6月19日に
委員会を開催いたしました。その結果についてご
報告いたします。
議案第86号「
工事請負契約の締結について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第87号「
平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第1号)」のうち所管の
補正予算については、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第88号「
平成30年度
筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」については、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第89号「
平成30年度
筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」については、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第90号「
平成30年度
筑西市病院事業会計補正予算(第1号)」については、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第91号「
県西総合病院組合の解散について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第92号「
県西総合病院組合の解散に伴う
財産処分について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第93号「
県西総合病院組合の解散に伴う事務の承継について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第100号「
筑西市国民健康保険条例の一部
改正について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第101号「
筑西市医療福祉費支給に関する
条例及び
筑西市はぐくみ
医療費支給に関する
条例の一部
改正について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第102号「
筑西市立保育所条例の廃止について」は、賛成多数をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第103号「
筑西市放課後児童健全育成事業の設備及び
運営に関する基準を定める
条例の一部
改正について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第104号「
筑西市養護老人ホーム条例の廃止について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第107号「
筑西市病院事業の
設置等に関する
条例等の廃止について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第108号「
筑西市立図書館条例の一部
改正について」は、賛成多数をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第109号「財産の処分について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第110号「財産の取得について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、
報告いたします。
○
議長(
金澤良司君)
経済土木委員会委員長 小島信一君。 〔
経済土木委員会委員長 小島信一君登壇〕
◆
経済土木委員会委員長(
小島信一君)
皆さん、おはようございます。早速
報告いたします。
平成30年6月15日、
経済土木委員会に付託されました
議案第82号ほか3案につきまして、
平成30年6月20日に
委員会を開催いたしました。本
委員会に付託されました
議案の審査結果のご
報告をいたします。
議案第82号「資産の取得について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第83号「資産の取得について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第84号「資産の取得について」は、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第87号「
平成30年度
筑西市一般会計補正予算(第1号)」のうち所管の
補正予算については、
全会一致をもって
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、ご
報告いたします。
○
議長(
金澤良司君) 以上で
委員長報告を終わります。
委員長報告に対する質疑を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○
議長(
金澤良司君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の討論の1人当たりの持ち時間は30分以内といたします。 通告による討論はございませんでした。 次に、通告のない諸君の発言を許します。 初めに、反対の討論を希望する諸君は挙手願います。 23番
三浦譲君。 〔23番 三浦 譲君登壇〕
◆23番(
三浦譲君) おはようございます。私は
反対討論とはいいながら、反対するのは1つだけ、あとは全て賛成ではありますが、その反対するものがこれからの
筑西市にとって非常に重大な影響を及ぼすのではないかということに警鐘を鳴らしながら、その中身について討論していきたいと思います。 その
議案は
協和保育所の
廃止条例であります。
協和保育所を廃止して、そして
民間に譲渡するというものですけれども、施設及び備品は
無償譲渡とするということで、築25年ですが、行ってみるとわかりますけれども、まだまだ使える施設であります。それから、
施設用地総面積7,469平米、これを年額216万円で賃貸借、
契約期間は30年間で、そのうち
平成32年度と
平成33年度は無償という中身であります。 まず、
協和幼稚園がすぐ近くにあるのですけれども、
協和幼稚園は抜きで
民間への売却を、方針を市は出しました。我々
議員の中から、何で
幼稚園は計画に入っていないのか。市の説明では、
協和保育所を
民間に売却して、
民間が
認定こども園をつくるとなると、そこは
幼稚園に現在通っている
子供たちも行って、入ってくるだろう。となると
協和幼稚園は児童が少なくなりますから、結局廃止の方向に自然となってしまうということは
見え見えの話なのです。誰が考えても、近いうちに
協和幼稚園は自動的に消滅してしまうだろう、何もしなくてもですね。というのに、何で
協和幼稚園は計画に含めないで、どうするかということは検討しないまま、
保育所のほうだけ先に売るということを考えたのか、これが最初の疑問です。 それから、
2つ目の疑問としては、何で売却、
民営化するのが
協和保育所なのかということです。古いからなのか、子供が今少なくなっているからなのか、お金が何らかの理由でかかり過ぎるからなのか、何か理由があるならともかく、全くそういうことはない。築年数からいってみると、
協和保育所は25年です。一番古いのは
明野幼稚園、45年。
協和幼稚園、42年。
認定こども園せきじょう、30年。つまり、一番新しいのが
協和保育所なのです。一番新しいところをどうして
民間に建物を無償で譲渡しなくてはいけないのかという疑問が湧いてくるわけです。今
公立ですから、それを
民間に明け渡すということになってくると、それが、そのほうが市としてはお金がかからないからだということだけでは、余りに
子供たちの
保育のこと、
保護者のことを考慮しないということになります。 もちろん市としては、
保育所の
保護者への説明を行ったそうであります。私は、現場でどんな声が出ましたかと聞いたらば、ほとんど出ませんでしたということなのです、
保護者への説明では。これが実態なのです。 それから、
幼稚園のほうには説明があるのか。行っていなかったというのは本
会議でも説明しているとおりです。 それから、
子ども・
子育て会議があって、そこでこの方針がいいか、悪いかというのを市のほうが提起をして、意見を聞いた。そのときに、本当に
公立を
民営化していいのか。そういうことの判断をするためには、
委員にとっては一定の資料がなくては判断できないわけです。市は今
行政改革をやっていますから、
民営化したほうがお金がかからないで済むのです。そのお金を
子育て支援に回します、こういう説明を聞けば、まあ普通は、ああ、それはいいのではないかという話になるわけですけれども、では
公立が果たすべき
役割は何だったのかというところを考えると、その説明は、我々
議員にさえもなかったのです。
議員にさえもなかったのです、
公立の
役割というのは。文言には、
公立の
役割も考えている。その上に
行政改革という文書は見せてもらいましたけれども、
公立の
役割という部分については文書として我々も見ていないし、
子ども・
子育て会議の
人たちも見ていないです。だから、話は、お金がかからないようになりますよ、市として負担が少なくなりますよという、これだけで話が進んでいるというのがあるわけです。本当にそれでいいのかという疑問を私は持つわけです。 いろいろ私も調べているうちに、石岡市でも似たような話があるということを知ったのです。石岡市では大震災があって、2つの
公立保育所が使えなくなったので、
小学校の
空き教室で間借りをしてやっている。新しい
保育所を建てるのか、
民営化にするのか、
民間に任せるのかという検討を行って、最初は
民間に任せるという方針を市は出したのだそうです。その後
保護者から、ちょっと待てということになって、いろいろ議論が出てきた。最終的に市は
民営化の方針はやめて、
公立保育所をつくるという方向に変わって、それで、変わるわけですから、なぜ変わるのかということを意見として示したそうです。その理由というのは、
公立の
役割を重視しなければならないということだったのです。 その1点目として、
公立保育所は
保育の水準を示す
役割だということで、これは私もこれだけではなかなか意味がつかめませんけれども、調べていくうちに、やっぱりこれが一番
公立の
役割なのだなと。つまり、
筑西市でも
民間の
保育所もたくさんあります。
公立もあります。しかし、それぞれ園によって財政的な問題だとか、それから理念的なものだとかというところで差はある。全体的な市の
保育の水準、これを守って、さらに充実させていくという指標になる部分が
公立の
保育所という意味なのです。ここ、市の
保育水準を上げようと思えば、
公立保育所の充実をして、
民間とはもちろん連携をとりながら、
保育士の研修だとか情報、連携だとかいろいろ行いながら
保育士の水準も上げていくという取り組みが必要になってくるわけです。もちろん今までも
筑西市でも一定行っているわけです。 2点目として挙げているのは、
民間では難しい
ケースの
受け皿的役割。これはよく言われている、
障害児というのは手間がかかるので、
民間ではとかく敬遠される。
民間も
障害児保育はやっています。そして、
障害児がいれば手間がかかるので、
保育士をふやすための
補助金というのもあります。ところが、現実には
障害者手帳があれば、それは補助が受けられやすい。さらに、病院の
診断書、いわゆる
学習障害だとかいろんな障害が今ありますけれども、
小学校ではクラスに2人程度いるというほど多いのですけれども、医師の
診断書があれば市のほうでも
保育士をふやすという
補助金を出しますというのがこの間の
委員会での答えでしたけれども、実際の数は極めて少ない。
平成27年度に1人という答えでしたけれども、実態はそういうふうになっていて、
障害児あるいは
障害児に近い、いわゆる
グレーゾーンと言われている
子供たちはなかなか園にとっても
保護者にとって大変だということがあるわけです。そういうところ、
民間がやりづらい部分が
公立が期待されている部分ということがあって、これが
公立の
民間から見て頼りにされる部分ですけれども、そういう
役割もある。受けづらい、
民間では難しい
ケースの
受け皿。 3点目は、
保育ノウハウの提供、
人材育成、これが
公立保育所の、ほかの先ほど言いました
民間の
保育所とも連携をとって、レベルを上げていく。最近の若い
保育士さんはどうこうという話を聞きますけれども、若い
保育士さんもやはり時代の反映をして、子供への応対が
先輩保育士さんから見るとまだまだだなという話を聞きます。そういったことの
人材育成ということも入っているわけです。 それから、4点目としては、地域の
保育の拠点ということで、ここでは、石岡市で挙げているのは、地域内の
市民団体、
子育てサークル等と連携をとって、地域の
保育力向上を図っていくということで、ただ預かるだけではないのだよと、
保育所というのは。地域とも連携しながら、いろんな
お母さん方がいますから、
保護者がいますから、困ったときに相談できる、そういう
役割も果たしているわけです。 こういった
役割をきちんと我々
議員にも話してくれればいいのです。それから、
子ども・
子育て会議でもちゃんと説明すべきなのです。
公立から民営になるというのは、それほど大きな落差が、大きな変化があるわけですから、やっぱりこれはきちんと、
行政改革ですよ一辺倒ではなくて、ちゃんとした説明がなければならなかったのではないかというふうに疑問を持つわけです。 私はこの石岡市と比較してみると、同じ状況なのに
大分考え方が違っているのだなということで、ちょっと
筑西市のこの
保育行政、今のままでいいのか、大変疑問に思ったわけであります。やはりこれからこの
保育の需要といいますか、
保護者の変化というのがあるのだそうですね。若い
お母さん方、
お父さん方が
保育に対する
希薄化というのだそうですけれども、そういうところからネグレクトだとか虐待だとかということも起こってくるのかなと思いますけれども、そういった極端な例ではなくても、普通に時代の変化とともに
保護者の意識も変わってきている。そういうところに本来の
保育行政がしっかりとフォローアップをしていく。そのために果たすべき
公立の
役割。
手間暇、お金がかかりますから、これは
民間には非常に限界がある。やりたくても限界があるという実態、こういうところを考えなくてはいけないとなると、やっぱり私はこれは売却すべきではない。まして施設もまだまだ使えるわけですから、そういう問題があるのではないかと思います。 では、お金はどうするのだという話になるわけです。建てかえるとなると、お金がかかる。本
会議でも私は質問のときに言いましたけれども、国のほうで制度がある。
公共施設等適正管理推進事業債というもので、対象事業の90%は見ます。そのうち50%を地方交付税で見ますという制度です。これに頼らなくても、合併特例債でやろうと思えば、多分できるのだろうと思います。要は考え方です。私は、ここで
民営化してお金を節約しました。
子育て支援に回しますという理屈があったとしても、ちょっとそれはおかしくないかと思います。だって、
子育て支援のお金を削って
子育て支援に回すという話ですから。
保育の充実というのはこれからますます必要になってくるのに、それを削る。
行政改革、
行政改革と言いますけれども、私は
行政改革も見てみました。市の
行政改革大綱にこういうふうに書いてあるのです。行政で
役割を終えた事業は
民間に任せていくというふうに書いてあるのです。つまり、何でもかんでも
民営化がいいのだ、
民間にできることは
民間にと言うけれども、何でもかんでも行政のものを
民間に渡せばいいというものではないよという意味が、わざわざ行政の
役割が少なくなったものという言い方をして、
行政改革大綱に文言化されているのです。やっぱりこれは、私はこれをまとめた
人たちは先見の明があるなというふうに思いましたけれども、そこのところをよく考えていかなくてはならないなというふうに思います。 それから、ことしの1月にペアーノで
保育士の集いというのがあったのです。市内の全ての園の
保育士さんが集まって集いをやって、表彰式など終わってから、我武者羅應援團というタレントといいますか、そういう芸能人が呼ばれて、いろいろとしゃべりました。歌を歌ったり、いろんなことをやりました。そういう中でこういう話があったです。その我武者羅應援團の1人がソロで話をしたりするわけですけれども、自分は
保育園の時代にお絵かきをするときに、先生からは風景だったか何か、みんなで描きましょうということだったそうですけれども、自分は電車が好きだったので、電車を夢中で描いていた。その時間が終わってから、先生が一人一人、この絵はどうですね、こうですねと言っていったそうですけれども、そうすると自分はみんなと違って、別なものを描いていたので、怒られるのではないかと思ったのだそうです。そして、自分の番になったときに先生が、誰それさん、電車が好きなのだね、こう言ってくれたのだそうです。それで、自分は認められたという思いで非常にうれしくなって、大人になってもその先生のことは時々思い出すというふうに言っています。自分を認めてくれた先生の一言で救われたとそのときに語りましたけれども、私は
保育士さんの使命ってこんなに大きいのだなというふうにそのとき感動したし、周りでは、やっぱりその話を聞いていた
保育士さんたちも涙を流していました。 ところが、現実には
保育士さんは忙しいです。忙しい中で心の余裕が持てない。そういうところが現実にあるわけですから、
保育士のレベルを上げていくという取り組みはそんなに簡単にできるものではない。そこに
公立保育所の先生方、それから行政が全部一体となって取り組んでいくという必要性があるのではないかなというふうに思います。この
協和保育所の売却、そして
公立の廃止というのは、市長、よくこの影響も考えてもらいたいと思います。 人口減少の問題、こういうときに確かに
筑西市では
子育て支援をいろいろ手を打っています。これは積極的で、須藤市長は取り組んでいるな、私も評価します。しかし、今回この
保育についてよく考えてみると、
筑西市は
保育のときから充実をした子育てを応援しますというスローガンで、どんどん外に打って出てください。いろいろメニューがある中で、やはり人生にも大きな影響を与えるこの
保育の時代、これをさらに充実していくということが本来の
公立の
役割ではないかなというふうに思います。 討論は以上です。
○
議長(
金澤良司君) ほかに
反対討論を希望する諸君は挙手願います。 18番 藤川寧子君。 〔18番 藤川寧子君登壇〕
◆18番(藤川寧子君) 私は、今回全
議案賛成をしたいと思ってこの議会に臨みました。しかしながら、ただ1点だけ、これはどうしてもこれからの
筑西市の進む方向ではない、須藤市長がおっしゃる、市長と職員と市民が協働でつくるまちづくりには反する内容だと思って、あえて反対の意を表します。それは、
議案第108号「
筑西市立図書館条例の一部
改正について」であります。 この
条例は、現在の図書館の集会室を有料にして市民に開放するということです。今図書館の集会室は、図書館に関係のある団体、読書会だとか短歌の会、読み聞かせのボランティアの会というふうに利用が限定されていますから、利用率が低いということで一般に開放する、ただし有料にしてというお話でした。そのお金はどうするのかといったら、壁を直したりしますということなのですが、修理は約束事として市が負担することになっています。 現在図書館は指定管理者制度になっていまして、管理
運営は全てTRC、図書館流通センターというところが請け負っております。ことしで5年目になりました。この中央図書館、今回は中央図書館だけではありませんけれども、有料になるのは。中央図書館は
平成10年5月24日にオープンいたしました。ことしでちょうど20年になりました。それをきっかけに大きな方向転換かなという感じもしたのですけれども、その20年前、この設計は三上設計といって、三上清一先生が大体中心となって設計されました。この方はアメリカやイギリスの図書館、世界の図書館を回って研究された方です。そして、当時の日本図書館協会の菅原峻先生という方もいらして、いろいろな勉強会をさせていただきました。その図書館、
公立図書館の一番の基本は、いつでも、誰でも資料と場所を十分に利用できるというのが基本です。生涯学習の一番拠点であるのが図書館なのです。その図書館が今回有料にするということなのですが、利用率が低いのなら、なぜ無料で、図書館関係団体だけでなく、全市民に貸し出せないのか。 図書館が指定管理者になって、私はその当時も余り賛成ではありませんでしたけれども、結果としては開館時間が長くなった。閉館日数が減って、開館日数が1年間でふえた。とてもそれは評価させていただきたいと思います。司書の数もふえた。これも結構です。そして、今回は、1日に平日だけ、1時間単位なのですが、託児という制度をとって、お母さんたちに十分に資料を調べたり本を探してもらう時間の余裕をつくってくださる、これはとてもいいことだと思います。指定管理者制度が決して悪いというわけではありません。いいところもありました。この指定管理者制度を導入するときに、今申し上げた理由をおっしゃいました。それを私は、それのサービスをどうして職員ができないのですかという質問をさせてもらったことがありますが、確かにそうでした。今の指定管理者制度を否定するわけではありませんけれども、これからの問題としては、図書館はやっぱり市民と行政と一緒になって
運営を進めていくべきです。 20年前に下館だったのですが、下館図書館整備計画書というのをつくられました。それが菅原先生、日本図書館協会の方でしたが、つくられたのですけれども、それに基づいて本の数や貸し出しや職員の数やというのを決めていくのですね。それが、今回その本を探したのですけれども、残念ながらどこにもありませんでした。そして、その
運営の途中では図書館
運営計画書というのをつくって、それに基づいてつくっていく、整備していくものなのですが、現在まだつくられていません。 今の状況で見ますと、指定管理者に全面的にお任せし過ぎたのではないかというふうには感じています。今回の値上げの話もその指定管理者のほうから出てきた話だということです。みんなが練りに練って方向を決めたわけではない。ですから、私は、今回集会室を有料にして市民に開放するという規約
改正には賛成できません。規約
改正をするのなら、無料で市民に開放する、そういうふうに規約
改正するべきだと思います。須藤市長を中心とした
筑西市の職員と市民が一体となってまちづくりを進める
筑西市は、この今回の図書館
条例には相反する方向だと思います。 図書館や教育は
行政改革に値しない部分がたくさんあります。そういう部分も十分に話し合いながら改革を進めていただきたいと思います。 以上です。
○
議長(
金澤良司君) ほかに
反対討論を希望する諸君は挙手願います。 24番 鈴木聡君。 〔24番 鈴木 聡君登壇〕
◆24番(鈴木聡君)
協和保育所の
民営化の反対の問題は、協和の
議員の、地元の三浦
議員さんがやっていきましたからそれは抜きにして、私は、我々全て反対ということではないですから、市民の立場に立って、市民にとっていいものは大いに賛成し、それを促進する、そういう後ろ盾というか、議会としては、そういうのだと思います。 そこで、私はいろいろこれからるる述べますことは、市長のこれまでの5年間、2期目、その間の新中核病院の建設に向けて市長の功績は、お世辞ではないけれども、実際にここまでよくぞやってきたと言っても過言ではないと思います。 その前に、今度の大阪北部地震については、いたいけな
小学校4年生の子供がプールのブロック塀に潰される、そういう本当に痛ましいことが起きまして、心からお悔やみ申し上げます。さらに、家屋が2,500件近く被害を受けているということについてもお見舞申し上げたいと思います。 もとに戻ります。そこで、この
議案第95号、いわゆる目指すべき茨城県西部メディカルセンター像ということが掲げられまして、大変長い
条例です。その中には、本当にこれからの中核病院を
運営する。あと3カ月後には、過日の本
会議で私は4カ月、4カ月と勘違いして言っていましたが、訂正します。あと3カ月と10日ぐらいだね、オープンするわけですから、非常に、もう一歩というところまで来ました。しかも、8月15日には、工事完了で引き渡しということで。その中で、この
議案第95号の中身を見ますと、茨城県西部メディカルセンターの中心的な部分が述べられ、そしてそれを遂行していく、3年半にかけて。3年後には黒字化するのだという中期目標が掲げられています。その中には、優秀な医療スタッフの確保、これについても確かに優秀な医療スタッフの確保という点でも、何回も言うようですが、寄附講座で自治医科大学から山下先生、教授が現に
筑西市民病院に招聘されている。しかも、この人はいわゆる外科とか、いろいろ肝臓、膵臓などのそういったもの、それから救急、そういうものについてのかなりの方だとお伺いしております。 この中期目標の中にも、住民サービスの向上ということで目標を掲げています。さらには、2人主事医制、そして信頼性の確保、そして地域災害拠点病院としての
役割、さらにDMATでそういう災害地に派遣するチームまでつくる、そういう今度の目指すべき茨城県西部メディアルセンター像というものが掲げられました。こういうことで、ここまで来るのには大変市長もいろいろ紆余曲折もありました。だから、私はよく、市長も含めて、経過を振り返ってみたいと思うのです。 5年前、市長が初めて市長に就任して、そして4年半前、就任して間もないころ、半年後、2013年12月13日、いわゆる桜川市の大塚市長と、中核病院をつくろうということで合意したわけだ、県の合同庁舎に、会合場所は。そういう、振り返ってみますと、市長のスタートというのは、そういう点で大変、市民にとっては、病院ができるという話に向いていったわけですから。ところが、桜川市の都合によってそれがなかなか進まない。2病院を統合して1つつくろうという話が進まない。これがやっぱり厚生労働省では問題になって、どうするかという話になって、そこでいろいろ、このとき私も初めて知ったのですが、病院をつくるということでの厚生労働省の有識者
会議、こういうことで今の医療監である梶井先生が座長を務めていたのです、有識者
会議。そこでコメントを出したのが、よくここまでという感じで、しっかり基本構想に進んでほしい、院長予定者の梶井先生がそういう、厚生労働省の有識者
会議の座長をやっていたという、そういう縁が今日まで続いているということについても大変結構なことだと思うのです。 でも、これまで4年半かけて、中核病院がもう目前だという話になっておりますので、そういう点でも大変、今度の中期目標、そういった今度の
条例については大変市民にとって喜ばしいことだと思うのであります。 そこで、1つお願いしたいのは、8月15日に、一般質問でも行いましたが、引き渡しされて、その後の市民の見学、こういうものについても一つ計画を立てて、そして大いに市民に新中核病院、茨城県西部メディカルセンターの病院の
役割を実際に見学してもらって理解してもらい、それから市民にそれを広げていただくということが当然求められております。その辺をよく考えて、実行していただきたいなと思っております。 それから、人口減少問題でもいろいろ、今議会でも一般質問でも何人かの
議員からも議論されてきましたけれども、
議案に関係ないよという話もありますが、やはりこれは喫緊の課題だと。市長みずからが市職員からも、約900人からの提案、2,000件に及ぶ提案を受けて、そしてよく招集挨拶に載ってきます市長の決意ですか、人口減少対策、いつもこれは、現実に今の時点で、残念ながら10万2,000人を割って10万1,900人ぐらい、毎月毎月減少が続いて、歯どめがかからない。こういうことで、市長も今度の新年度予算でも多子世帯の援助、
子育て支援ということで、2人目の子供からは
保育料が半額、3人目のお子さんからは無料にするということを、いろいろ手は打っています。しかし、根本的な人口減を食いとめるまでにはなかなかいかない。学校給食の無料化についても、新年度から1,000円補助額をふやしてやっています。それでも8,500万円かかるのだと。しかし、私は、財政的な関係もありますけれども、今どこの自治体においても人口減少対策というのはきゅうきゅうとしている。ですから、自治体間のそういった行政サービスというものについても、私は多くの住民は目をみはっているとは思うのです。そういう、よく、県西地域は県南とあわせて企業の誘致が大分茨城県内でも進んでいるということも言われております。ですから、そういう観点で、ぜひこの人口減少対策については、この問題についてはやはりぜひ市長も、この中核病院については人命、守るという点で今度の
議案第95号は大変立派な
条例でございますが、私はこれとあわせて、ぜひ今言ったようなことをやっていただきたい。
議案第95号というのは、3カ年、3年6カ月間の中期目標ですけれども、実際に今市民病院に財政的な援助、年間8億円前後補助されているわけです。経営的にも大変だと。こういうことで、向こう3年間は、そういう、今まで市民病院に対する補助はしてきたけれども、そのとおり今までやらなければならないだろう、見通しとしては。そういうことをやって、3年半後には黒字化に転換するのだということを言われておりますから、それを実際に
議案第95号で示された中期目標の、大ざっぱではなくて、今後緻密に、またよく一般質問でも、
議案質疑でシミュレーションを出したらどうだと。3年半の間に、1年目、2年目、3年目はこういう数字でいきますよという話をしたところ、それはまだ計算されていない。本来ならば計算されているのだろうと思うのだけれども、ただ中期目標を計算せずに3年6カ月とは出さないわけですから、それを出し惜しみしているという感じもしないではない、だから、そういうものをもっと我々
議員に対してちゃんと中期目標の1年、2年、3年、こういうものを数字で具体的に出していただければ、また
議員に対する理解も深まったのではないかな。その点も指摘しておかなければならないと思います。 そういうことで、よく定住圏の問題、人口減少の問題を言うと、それは
議案に関係ないのだとすぐ始まるのだけれども、それはもう密接に関係しているのですよ、
議案第95号の新中核病院の中期目標という
条例は。だから、その新中核病院が整備、そして住民の命と暮らし、命、病気、そういういうものを守る、そういうシステムがちゃんとしていけば、住民も、ああ、あそこなら安心して暮らせる、そういう意識だって生まれるわけですから、決して切り離して考えるものではないと私は思っています。 だから、いろんな角度から私は言うのです。単純明快だという話ではなくて、これは全て医療、それから生活の水準、それから所得に対する市の援助とか、それから、先ほど言いましたように
保育所の入所の問題、補助、
子育て支援、常々各
議員が
子育て支援については口を酸っぱくして言ってきている。これはもう、学校給食費の無償化についても
筑西市は今年度1,000円追加してきましたけれども、ちょっと忘れましたけれども、新年度からやる自治体が、あれは大子町ですか、そういう自治体もどんどんあらわわれてきております。そういうことで、おくれをとらないように、ひとつこの
子育て支援についてはやっていただきたい。 それから、医療の問題についても、先ほど言ったように、そういうことでぜひお願いしたいと思います。 それでは、いろいろ言われておりますので、この辺で締めますけれども、ぜひ、私が
議案第95号の
議案について特別言ったのは、本当に市民から大変な、茨城県西部メディカルセンターに対する期待は、我々が考えている以上に市民の期待というのは大きい。それは、やっぱり2人の医療監が住民説明会をずっと重ねてきたことも大きな要因になっていると思います。いわゆる、普通本来なら、医療監、大変立派な方です。そういう
人たちと直接住民が触れ合うというのはそうはないのです、なかなか。どっちかというと、住民というのは、そういう先生方からちょっとあれが見えるのですけれども、それが、先生方が直接訴えに出かけてきたということについては、大変いい先生を迎えてよかったなと。私も市民から耳にすることもあります。しかも、これから寄附講座で先生確保という。今寄附講座では、今言ったように山下教授が1人確保されただけで、開院までにあと3人ぐらい欲しいという話。今27人医師が確保されたという話ですが、大体30人前後がスタート時点で医師の確保のめどが立っているという話もありますけれども、そういう点でこの辺で終わりますけれども、ぜひあと残された3カ月少しで、開院間近の茨城県西部メディカルセンターを多くの市民の目に触れ、そしてどういう機能を持つかという病院の説明会などを含めて、ぜひ見学会をお願いして、私の討論とします。ありがとうございました。
○
議長(
金澤良司君) 暫時休憩いたします。 休 憩 午前11時11分 再 開 午前11時24分
○
議長(
金澤良司君) 休憩前に引き続き
会議を再開いたします。 次に、賛成の討論を希望する諸君は挙手願います。 9番
大嶋茂君。 〔9番 大嶋 茂君登壇〕
◆9番(
大嶋茂君) ちょっと話題がずれるのですが、今ロシアワールドカップ、開催されております。19日の初戦で日本が、前回4対1で大敗したコロンビアに勝ちました。日本中が大騒ぎになっております。あと2試合で決勝ラウンドに残れます。何とか残ってほしいと思います。 国内では、先ほど鈴木
議員がおっしゃいました大阪北部地震が発生して、大きな被害が出ております。ブロック塀の倒壊により、痛ましい事故で小学生が亡くなっております。改めてハード面での通学路の再点検が必要となってまいりました。また、公共交通、インフラ等がずたずたとなり、多くの帰宅困難者が発生しております。改めて大都市の地震に対する貧弱さが露呈されております。いかに防災対策が必要であるか、再認識されたところであります。 さて、
平成30年第2回
定例会、本議会に提出されました
議案について、賛成の立場から討論したいと存じます。先月の31日、茨城県西部メディカルセンターの工事現場視察会において、工事の進捗状況を拝見させていただきました。外観は、おおむね病院の形が見えてまいりました。市民も首を長くして、完成を待ち望んでいることと思います。また、筑西幹線道路が開通し、国道50号、筑西・つくば線、国道294号がつながったことにより、アクセスが向上し、広範囲からの通院が可能となりました。さらに、筑波山を身近に臨むことができ、緑の多い、大変環境のよい恵まれた地区だと感じております。 今議会は、10月の茨城県西部メディカルセンター開院に向けた関連
議案が多数提出されております。資産取得4
議案、県西総合病院解散に関する一部事務組合3
議案、地方独立行政法人3
議案、関連
条例2
議案、
筑西市病院事業の設置と廃止に関する
条例1
議案等であります。いずれも茨城県西部メディカルセンター開院に向けての
条例制定、関係医療機関等の廃止、縮小に関する
条例の変更、廃止等であります。 まず、資産取得4
議案については、開院に向けての備品整備のための購入に対するものであります。一部事務組合3
議案については、解散について、それに伴う
財産処分、事務の承継についてであります。地方独立行政法人3
議案については、
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構の定款の変更、中期目標の策定、承継させる権利等であります。また、関連
条例2
議案については、
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構の重要な財産を定める
条例、職員の引き継ぎに関する事項を定めるための
条例についてであります。
筑西市病院事業の設置と廃止に関する
条例1
議案については、
地方独立行政法人茨城県
西部医療機構の設立に伴い、
筑西市病院事業、
筑西市民病院廃止に伴い、関連4
条例を廃止するものであります。これらのことから、県で作成しました地域医療再生計画に基づき進めてきた筑西下妻保健医療圏での地域医療体制が現実となったわけであります。今回上程されたこれら
議案は、茨城県西部メディカルセンター開院に向け、県西総合病院の廃止、桜川地域医療センターの同時開院、
筑西市民病院の診療所の開設と筑西下妻保健医療圏での地域医療体制構築に関連した
議案等であります。執行事務方におかれましては、大変ご苦労があったものと推察申し上げます。 また、明野中学校プール整備工事の請負契約締結についてであります。このことについても、今後の児童生徒の減少に伴う小中学校の義務教育化を目指している
筑西市にとりましては、明野地区がモデル地区ということで、先行投資の意味合いも含めて、大変重要であります。 次に、先ほど三浦
議員のほうからもちょっと討論があったようでございますけれども、市立
協和保育所廃止等に伴う
条例廃止、
筑西市養護老人ホーム廃止に伴う
条例廃止、土地売却の
財産処分議案でありますが、これについては第3次
筑西市行政改革大綱、アクションプラン等の中の財産改革になります。公共施設の効率的な運用、ファシリティーマネジメントによる財産管理という意味での推進であります。今回上程されております
議案は、多くの検討
委員会、協議会等に諮りまして、答申を受け、進めているものがたくさんあります。全てが重要案件であります。どうか各
議員のご理解を賜り、ご賛同をいただけますよう切にお願い申し上げるものであります。 私の賛成の討論は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
議長(
金澤良司君) ほかに賛成討論を希望する諸君の挙手を願います。 (「なし」と呼ぶ者あり)